2025.06.30
京都の新たな名物になるか? 牛にガッツリとかぶりつく「史上最強のビーフサンド」が爆誕!
伏見稲荷で行列を作るホットサンド専門店

京都屈指の観光スポット、伏見稲荷で今注目を集めている店がある。店の名前は『’OHANABATAKE(オハナバタケ)』(伏見稲荷店:京都府京都市伏見区深草一ノ坪町27-22)。伏見稲荷駅から歩いてすぐの場所にある店の前には、外国人を中心に多くの観光客が集まっている。
創業者の長谷川宜弘さんは、京都生まれ京都育ちで大の「B級グルメ」好き。自分が美味しいと思うホットサンドを作りたい、今までにないホットサンドを作りたいと独学でホットサンドの開発をスタート。2017年にキッチンカーで創業すると、全国各地で大行列を作る人気のキッチンカーとなって、稼働台数も増えていった。

さらに2022年には待望の店舗を大阪に構えて人気を博し、その勢いで2023年には地元京都祇園へ出店、その後も石垣島や千葉にも出店を広げ、2024年5月には『グランフロント大阪』にも出店するなど、その勢いはとどまるところを知らない。そんな『’OHANABATAKE』の最新店舗がこの伏見稲荷店だ。
伏見稲荷店はこれまでの店舗と異なり、テイクアウトだけではなくてイートインスペースもかなり充実。2階のイートインスペースでは、フリーWi-Fiや電源コンセントも用意されていて、ゆったりとした作りで、伏見稲荷観光の休息スポットとしても便利に使える店だ。
圧倒的なボリュームのビーフサンドが誕生

そんな『’OHANABATAKE 伏見稲荷店』オリジナルのホットサンドが「特製黒毛和牛トリュフビーフ」だ。手に持つとズシリと感じる重厚感で、パンからは肉が溢れ出ているほどのボリューム。このホットサンドに使われている黒毛和牛は驚きの135g。ホットサンドを食べているというよりも、牛にガッツリとかぶりついているような感覚になる。

店先にある大きな鉄板を使い、注文を受けるごとに黒毛和牛を豪快に焼き上げる。牛肉を焼いている間にパンも鉄板で焼いて、肉もパンも熱々の状態で提供する。観光地の調理オペレーションとしては非効率で手間のかかる作業だが、効率よりも美味しさを求めたこだわりの結果だ。
目の前の鉄板で注文ごとに焼き上げる

そして香ばしく焼き上げられた黒毛和牛をパンの上にドサっと山盛りに。これだけのボリュームの肉をパンで挟めるのか不安になるがお構いなし。美味しいものはたっぷりと食べて欲しいという思い。パンの枠に収めるのではなく、パンからはみ出すのが『’OHANABATAKE』の当たり前なのだ。

そこに特製の「オハナソース」とたっぷりの黒トリュフを振りかけて完成となるが、お店おすすめの最強トッピングがとろとろととろけるチーズ。こちらもありえないほどのチーズがたっぷりとサンドの上からかけられる。黒毛和牛とトリュフ、そしてチーズの三つが一体になって美味しさが数倍にも膨れ上がっていく。

ホットサンドはビーフのみならずチキンやフィッシュなど、様々なバリエーションがあるが、一番人気は断然ビーフだという。しかもこの圧倒的なボリューム感のあるビーフサンドを提供しているのは、数ある『’OHANABATAKE』の店舗の中でもここ伏見稲荷店だけ。伏見で生まれた「特製黒毛和牛トリュフビーフ」が、京都の新たな名物になる日も近そうだ。
※この記事は「Yahooニュース」からの再掲載になります。